2010年02月02日

『ホテルルワンダ』と『ルワンダの涙』から考える

子供を産んで変わったことといえば、世間ではよく言われることですが、涙もろくなったこと。

先日、遅ればせながら『ホテルルワンダ』と『ルワンダの涙』を立て続けに見たのですが、もう涙が次から次へと流れてグチャグチャでしたもうやだ〜(悲しい顔)






何がダメって、子供が犠牲になってしまうシーン。

ジェノサイドって、種の廃絶を目指すものだから、女だろうが子供だろうが赤ちゃんだろうが、見境ないんですね。
子供や赤ちゃんがどうしても自分の子に重なって見えて仕方がなかったです。

個人的には、『ルワンダの涙』の方が臨場感・リアリティが強く出ていてグングンひき込まれたなぁと思ったら・・・!
ロケは実際の場所で行われたんですね(!)
スタッフも、実際にジェノサイドを経験した現地スタッフが多く関わっていたそうで。
映画を見るとわかりますが、映画の最後に現地スタッフの紹介があります。皆、親兄弟が殺されたり、親戚達の死体に埋もれ隠れて難を逃れた人もいて。そんな恐ろしい経験とは裏腹に、写真では一人一人がとても穏やかな笑顔を見せているので、ジェノサイドは本当にあったのか、という疑問さえ浮かんでしまいます(勿論本当にあったのは紛れもない事実なんですが)。

なんていうか、このルワンダの歴史を遠い国の出来事として片付けてはいけない気がしてなりません。
ジェノサイドはどこでも起こりうるし、先進国の国々の無関心、またエゴによる武器提供が事態をより大きくした事実があるので、私達は知っておく義務がある。

このルワンダの悲劇を教訓に(したのかどうか…?)今日の日本でもだいぶアフリカ発のニュースが報じられるようになってきました。ほとんどが争いやら事故やらの悲しいニュースなのが残念ですが。。

でも、やっぱりまだ足りない。
現在もスーダンでジェノサイドが行われていること、一体何%の日本人が知っているでしょうか。日本のご近所さんの某国が深ーく関わっている事も。。

植民地時代を経て、複雑な歴史を辿ってきたアフリカ。
現在アフリカにある問題を解決する事は、今後の世界の問題を解決するカギになると思う。
先進国の国々は、まずエゴを捨てなければならない。
今アフリカにある貧困・紛争・腐敗した政治・・・これらの問題がなかなかなくならないのは、先進国に搾取され続けてきた体質が根底にあるからだと思う。

貧しいからと言って、物資を援助したら平和になるのか?
答えはNOでしょう。人間“欲”というものが出て終わりです。

ではどうすれば貧困・紛争・腐敗政治がなくなるのか。
・・・
究極の答えは、ずばり“教育”なのだと思う。
これは先進国も含め。

昨日、『エチカの鏡』でもやっていましたが、

“ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために”

この考えが世界中で徹底されたら、世の中どんなに平和になることでしょう。

映画からだいぶ話が飛んでしまいましたがあせあせ(飛び散る汗)
アフリカンの旦那を持つ身としてとても遠い所とは思えないアフリカ。
スポーツだけじゃなく文化の面でもすばらしいところがたくさんあるわけで。
悲劇的な側面だけじゃなく、いろんなところもひっくるめて、日本でももっと、アフリカに興味を持ってくれたらいいなぁと思うのです。
posted by Chioma at 00:02| Comment(4) | TrackBack(0) | 映画