2010年05月29日

アフリカンドリーム

この間、何気なーくTVつけてチャンネル回してたら、すばらしい番組をやってるではないの!

NHKスペシャル『アフリカンドリーム』
第1回 “悲劇の国”が奇跡を起こす
http://www.nhk.or.jp/special/onair/100404.html

しかもこれ再放送でした。
こんな大事な番組を見逃していた私って…。
再放送してくれてありがとう!とNHKに感謝。

舞台はルワンダ。
『ホテルルワンダ』や『ルワンダの涙』を観てから、ジェノサイド後のルワンダについて気になってたので個人的にはかなり興味深い内容でした。
ジェノサイド後、再び2つの民族は隣人となって手と手を取り合い、ルワンダの復興に努めている・・・的な報道を以前耳にした記憶があるのですが、あんな凄まじい歴史を経験した人々が、果たして何のわだかまりもなく再び隣人となりうるのだろうか、と甚だ疑問だったのです。表面では平静を装っていても、やはり家族や友人を殺された恨みは一生消えないのではないか、と。

そしたらやはり地方では未だに根強く民族間のわだかまりが残っているようで。
元はといえば、フツ・ツチという民族の違いは当人達にとってあまり意識はされていなかったようですね。
「あなたはフツ。あなたはツチ。」といって民族を分けたのは植民地化を進めていたベルギーの仕業なのだとか。ベルギーが比較的鼻の高いツチの人々を優遇していった事から、フツとツチの間で貧富の差が生まれ、民族間対立の原因となった…という事らしいです。
鼻の高さで優劣を決めるって・・・実際に鼻の高さを測っている(しかも大まじめに)古ーい映像が流れていましたが、そんな馬鹿げたことが本当にあったんですね。かなり驚きです。
この鼻の高い低いの些細な差が、後のジェノサイドに繋がると思うと言葉に出来ないくらいの恐ろしさを感じます。

番組自体は、そんな悲劇的なサイドからの見方ではなく、もっとポジティブな視点でルワンダを捉えていたのが救いでした。

民族対立を恐れて国外に逃れていた裕福なツチの人々(ディアスポラ)が、祖国の復興の為に続々と帰郷し、私財を投げ打ってルワンダの発展に努めている…というのがこの番組のメイン。

このディアスポラの方々が実に素晴らしかった!
海外(日本を含む)でビジネスのノウハウを学び資金を得、それを祖国の発展に役立てようとする姿勢。どこかの国の政治家につめの垢を煎じて飲ませたい!と思いました(笑)
中にはフツに家族を虐殺されたディアスポラだっているわけですよ。それでも祖国のため、民族の分け隔てなく隣人として、困っている人に手を差し伸べる姿。もう感銘を受けました。

一緒に観ていた旦那には、私のつたない英語で同時通訳してさしあげました。自分でビジネスをしたい、と常日頃から話している旦那。彼にとってもこの番組は何かを学べる良い機会になるのではないかと。

ルワンダにこのディアスポラのような人がいる限り、ルワンダの、アフリカの未来は明るいと感じましたです。
アフリカ発のニュースって、争いやら事件事故やら政治汚職などなど…暗いニュースが多いじゃないですか。日本人にとってアフリカのイメージって言ったら未だに暗黒大陸そのものだと思うんです。
だからこそこのような番組を観て、もっと日本人がアフリカに目を向けるきっかけとなったら…と思うのです。第二のルワンダ大虐殺を起さないためにも。アフリカの発展のためにも。
アフリカは争いごとばかりじゃない。いろんな可能性を秘めた大陸なんだって。
アフリカンドリーム。はじめはクスっと笑ってしまったけど(笑)良いタイトルじゃないですか。

NHKスペシャル。アフリカンドリーム第二弾『大地の力を我らに
〜資源回廊の挑戦〜』は6月1日(火)午前1時45分〜2時34分(5月31日深夜)再放送予定だそうです。



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posted by Chioma at 00:30| Comment(0) | TrackBack(0) | アフリカ
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